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休んでも回復しない人が見落としている「内臓のサイン」

酒飲み筋トレマニア

ランニング歴約30年。筋トレ歴&飲酒歴約25年。 無類の焼酎好きで、大体2~3日で1升を空けるペース。 酒を「浴びる」程飲みつつ、トレーニングを定期的にすることで健康状態をどれだけ維持できるか、自らの体で実験中。 1日1~2食(朝食は食べません。)

こんな方におすすめ

  • しっかり寝ているのに、疲れやだるさが抜けない人
  • 「何かがおかしい」という感覚はあるが、原因が分からず放置している人
  • 気力や集中力が落ちた原因を、年齢やストレスのせいにしている人

原因のはっきりしない体調不良に悩む人は非常に多くなっています。
疲れが取れない、集中力が続かない、眠っても回復しない。
それなのに病院では「特に異常なし」と言われ、結局はストレスや年齢の問題として片付けられてしまう。

こうした状況が続くと、多くの人は「自分が弱いのではないか」「気合が足りないのではないか」と考え始めます。しかし実際には、精神論でどうにかなる話ではなく、体の内側が静かに疲弊しているだけというケースも少なくありません。

特に見落とされやすいのが「内臓の疲れ」です。
内臓は日々休みなく働き続けているにもかかわらず、疲労のサインが分かりにくく、本人が気づいた時には長期間の無理が積み重なっていることも多いのです。

なぜ私たちは、体調不良の原因を「内臓の疲れ」だと認識できないのか。
その背景を整理していきます。


内臓疲労は「痛みにならず、別の不調として現れる」ため気づけない

私たちは体調不良を判断する際、「痛み」を重要な基準にしています。
肩が痛い、腰が痛い、頭が痛い。こうした明確な症状があれば、「どこかおかしい」と認識しやすくなります。

しかし内臓は、筋肉や関節のように鋭い痛みで訴えることがほとんどありません。疲れていても感じるのは、だるさ、重さ、眠気、気力低下といった曖昧な感覚です。この曖昧さこそが、内臓疲労が見逃される最大の理由です。

さらに厄介なのは、内臓の疲れがその場所とは別の症状として現れることです。
胃腸が疲れていれば、胃痛ではなく集中力の低下や倦怠感として出ることがあります。肝臓の負担は、眠気やイライラ、朝の重だるさとして現れることもあります。

本人からすれば、「最近仕事に集中できない」「やる気が出ない」と感じるだけで、内臓が原因だとは思いません。結果として、精神的な問題や性格の問題にすり替えてしまいます。

人は、生活が破綻しない限り「危機」と認識しません。内臓疲労は、日常生活を何とか送れてしまうレベルで進行するため、違和感を抱えたまま無理を重ねやすいのです。

こうして「よく分からない不調」が慢性化し、いつの間にかそれが通常状態になってしまいます。


不調が分散して出ることで「原因が一つ」という発想が消える

内臓疲労がさらに気づかれにくくなる理由は、不調が一か所にまとまって出ないことにあります。

ある日は胃が重い。
別の日は眠気が強い。
さらに別の日には肌荒れや便通の乱れが起こる。

これらの症状は、一見すると無関係に見えます。そのため多くの人は、「最近いろいろ調子が悪い」とは思っても、「全部つながっている」とは考えません。

私たちは体を部位ごとに分けて考える癖があります。胃は胃、肌は肌、集中力は脳の問題。この切り分け思考が、原因の特定を難しくしています。

しかし実際には、内臓は互いに連動して働いています。
消化器に負担がかかれば、解毒や代謝を担う肝臓や腎臓にも影響が出ます。その結果、全身の回復力が落ち、睡眠、肌、精神状態といった複数の場所に不調が分散して現れるのです。

問題は、この「連動性」を日常的に教わる機会がほとんどないことです。
学校教育でも健康情報でも、内臓疲労はあまり扱われません。そのため、症状が増えるほど原因が分からなくなり、「体質だから」「歳だから」と処理されてしまいます。

本来は一つの原因から派生している不調を、別々に対処しようとすることで、回復はさらに遠のいてしまいます。


現代生活が「内臓を休ませる感覚」を奪っている

現代の生活環境は、内臓を酷使しながらも、その自覚を持ちにくい構造になっています。

食事はいつでも手に入り、間食も当たり前。
夜遅くまで飲食し、カフェインやアルコールも日常化しています。

これらはすべて、内臓にとっては「休む時間がない状態」を作り出します。しかし本人にとっては普通の生活であり、無理をしている感覚がありません。

内臓疲労は、急激に悪化するよりも、少しずつ蓄積されるのが特徴です。そのため、昨日より今日、今日より明日とわずかに調子が落ちていても、気づかないまま進行します。

さらに追い打ちをかけるのが、「検査で異常が出ない=問題なし」という認識です。
医療検査は壊れた状態を見つけるためのものであり、疲労段階では数値に表れにくいことが多いのが現実です。

それでも不調は続くため、本人は「気のせいなのかもしれない」と感じ、自分の感覚を疑い始めます。そして不調を改善するために、何かを足そうとします。栄養、サプリ、刺激物。しかし内臓疲労の場合、本当に必要なのは足すことではなく、引くことです。

食べない時間を作る、飲まない日を設ける、刺激を減らす。
こうした「休ませる発想」がないこと自体が、回復を妨げています。


まとめ

体調不良の原因が「内臓の疲れ」だと気づけないのは、
・痛みがなく
・不調が分散し
・生活そのものが疲労を隠してしまう
という構造があるからです。

何かを足す前に、少し止めてみる。
その視点を持つだけで、体の見え方は大きく変わります。


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